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おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55) |中島 聡

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)
中島 聡
アスキー 刊
発売日 2008-03-10



「上を見て」仕事をするな、「天を見て」仕事せよ 2008-05-25
ワタシは、氏のブログを読んだことはないのですが、結構おもしろかったです。

レビューのタイトルは、後半の対談で中島氏が語る言葉ですが、この辺が、

日本企業の組織の中の歯車として生きていくのと、その対極として、生き馬の目を

抜く、ハイテク、シリコンバレーで、自分の存在と成功と仲間での成功を目指して

仕事をしていく人種の違いなのか?そんなことを強烈に印象づけられる、おもしろい

視点の本でした。



グーグル、アップル、ソニー、マイクロソフト、IBMや、その他、ハイテクベンダー

の名前が登場しますが、第一章で、はやりの、ユーザ・エクスペリエンスを「おもてなし」

という経緯は興味深かったです。



アスキー、マイクロソフトで働き、ハイテクの潮流の、まさに中心で生きていた氏

が語る、産業の世代交代、IT成功モデルの交代劇の分析は、一種、梅田氏の一連の著作と

通じるものもあり、この業界の栄枯盛衰と、しかし、磐石にも思えるグーグルの今後

の不安も、なるほどと読める、業界ものでもあります。



どの産業にしろ、ビジネス社会で生きていくうえで、硬くない対談も含めて、

一度読んでおいて損はない佳作です。



ただ、ちょっと昔の最盛期や、自分たちのやってきた仕事を、なつかしむくだりも

対談などには特に、多く登場し、その時代を知らない若い世代は、ちょっと

辟易するかもしれないな、とも思ったりしました。


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